レンタルオフィス運営会社により異なります。
まず契約時に、最初の1か月ほどのレンタル料を支払うことになる会社が多いです。
そして、毎月決められた日に1か月分の賃料を支払う形となります。
注意すべきは、毎月の支払には賃料に加え、諸サービス費があることです。
部屋の賃料以外に発生するものが意外とあるので、実際の支払いの時に“予定を超えた金額だった”とならないよう事前に計算しておきましょう。
ここでは、レンタルオフィスを使用するにあたって発生する料金を紹介します。
部屋の賃料
これが基本です。「1ブースでいくら」などと設定されています。
また共益費といったものも毎月定額で発生するでしょう。
会議室利用料
ほとんどの会社が時間で料金が設定されていますが、会議参加人数によって料金が変わるところもありますので確認しておきましょう。
忘れがちなものが、プロジェクターなどの備品使用関係の料金です。
会議室をセミナーで使用する場合は、セミナーに参加される方への案内看板、追加の机や椅子などといったところでも料金が発生します。
決して安い金額ではないので注意しましょう。
毎週2回1時間の利用など、定額利用による割引設定があるところもあります。
各種サービス
インフラ系のIP割り当てや社内PHSといったものから、電話代行やお客さま案内サービス、郵便物転送サービスといったものがあります。
お茶出しなども杯数によって料金が設定されているところもあります。
また、毎月ではないですが、法人登記対策のサービスや、税務申告対策のサービスもあります。
行政書士や公認会計士といった専門家によるサービスということで、少々高額になっています。
数名での起業の場合は、これらのサービスを依頼することも多いかと思います。
会社によって料金設定、セット割引などいろいろな形があるので、レンタルオフィス選択における重要な要素となりそうです。
看板
オフィス前の看板や、エントランスのネームプレートなども料金が発生します。
このように部屋の料金以外にもいろいろと支払があるので、必要なものだけを見極めましょう。
せっかくリーズナブルなレンタルオフィスを利用したので、高額な支払になることは避けたいですね。