貸し事務所スペースのほかに会議室や商談ができる応接室を併設したビルも多く、入居時に付帯施設が利用できるプランに加入していれば別途利用料金がかからず無料で使う事ができます。
もちろんオフィスを固定レンタルしていなくても必要な時だけ施設をレンタルすることは可能です。
これらは本社を別に持つ会社が面接試験や社員研修などの目的で多数利用しています。
また、株主総会や展示会などの大人数が収容できる多目的ホールを持つオフィスビルもあります。
オフィス入居者以外に一般の会社へ貸出ししている運営会社がほとんどですので、利用したい日時に先約がないか予約状況を事前に確認する必要があります。
特に利用頻度の高いオフィス街や利便性の良い立地にあるビルは人気が高く、予約が三カ月待ちになることもあり、需要の高さを表しています。
それでは、会議室をレンタルするとどのような設備・サービスを利用できるかご紹介します。
■標準設備
2~3名掛けのテーブル、椅子、演台、ホワイトボード、インターネット接続など。
スクリーンについては常設している会議室は無料で使用できますが、そうでない場合は別途オプション料金がかかります。(天吊りタイプで10,000円前後、可動式三脚タイプで8,000円前後)
また会場設営については施設利用料に含まれる場合と別途設置料がかかる場合があります。
■オプション
マイクセット(有線マイク・無線マイク)やプロジェクターなど基本的な機器から液晶テレビ、DVDデッキ、舞台、吊看板や立て看板の設置(制作依頼できる会社もあり)など多様なシーンに対応できる備品が整っています。
■サービス
会議資料などの荷物受取、荷物発送(着払い)、お茶サービスなど。
また会議室予約と合わせてお弁当やドリンクの手配も請け負う会社もあり長時間の研修会やプレゼンテーションには大変便利です。
これらはビルによって提供していない場合もありますので必要な機器・設備などから用途に合った使い分けができればより実用的でしょう。


